エクメア・ファッシアータの育て方
photo by かまくら花飾人
別名「シマサンゴ・アナナス」。筒状になった葉の裏側に、白粉状の横じまがきれいにあらわれます。葉の中心から、ピンクの苞が伸びると豪華に見栄えがします(3ヶ月程楽しめます)。中鉢に向いています。
学名 : Aechmea Faciata
科名 : パイナップル科
属名 : エクメア属
原産地 : アマゾン川流域等
日光
明るいめの半日陰を好みます。真夏以外は、直射日光に当てても良いでしょう。真夏は葉やけを起します。
水やり
成長期は常に株の中心の葉筒に、水を貯えておくことが大切です。表土が乾いてきたら葉の上からたっぷりと水を与えます。冬場は葉筒に水を貯めないで、表土が乾いたときに水やりをします。
肥料
少量で良いです。6〜9月まで、緩効性の肥料を2回程度与えます。
越冬管理
水やりを控えて、乾燥気味に管理します。比較的に寒さに強く、8℃以上で越冬できます。冬場は表土が乾いたら、用土に水やりをします。
植え替え
一度、花が咲いた株は、2度と花をつけることはありませんので、植え替えて子株を育てましょう。5月が植え替えに最適です。
ふやし方
花が終わると子株が育ってきます。子株の葉が6〜7枚になったころに、刃物を使って親株から切り取ります。根元を水苔で包むようにして、3号鉢に植えこみ、大きくなったら5号鉢に植え替えをすると花が咲きやすくなります。開花までは1年半〜3年程かかります。