肥料の与え方

観葉植物を健康に成長させるには養分が必要です。しかし鉢の中では養分は限られており又、水やりで養分が流れ出てしまう事もありますので、肥料を与えなければなりません。観葉植物に与える肥料の基本成分は、窒素・リン酸・カリウムです。肥料はあまりたくさん与えすぎると、根を痛める原因にもなりますので、使用する肥料の説明書きをよく読んで与えるようにしましょう。

肥料は観葉植物が育つ、4月〜10月に与えます。特に4月下旬から5月は大量の養分が必要としますので、怠らずに与えましょう。
11月〜3月は観葉植物は休眠期となります。この時期に肥料を与えると、根を痛める原因になります。

肥料には粒状のものと、液状のものがあります。粒状の肥料は土の中に浅く埋めます。すると、土の水分によって、少しずつ溶けます。肥料の効果が長持ちするといった特徴があります。
液状の肥料は通常は既定量を水で薄め、鉢の底から流れ出るくらい、水差しで与えます。前もって水で溶かしている為、即効性がありますが効果が長持ちしないといった特徴があります。

肥料には、有機肥料と無機肥料があります。有機肥料は、鶏糞や油かすなどの天然養分からなる肥料です。有機肥料は観葉植物が肥料負けする事が少ないですが、臭いがするので室内に使うにはどうかと思います。無臭の有機肥料も売られていますので探してみると良いかも知れません。
無機肥料は化学的に合成された養分からなる肥料です。臭いがほとんどありませんが、効力が強いものが多く、間違った使用法下では肥料負けを起してしまいます。

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弱ってしまった観葉植物に肥料を与えるときは、葉面散布をします。葉面散布は葉や茎に薄めた液体肥料をスプレーします。根に負担がかからないので、根ぐされを起しているときなどは効果的です。

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