上手な水の与え方

観葉植物を育てる上でとくに大切な毎日のお手入れは水やりです。水やりの方法を間違えると、枯らしてしまいます。簡単なようですが実は意外に難しく、水やりの上手下手が観葉植物を育てるキーポイントとなりますので、しっかりとマスターしましょう。


水やり当番
留守の時の給水補給に大変便利!素焼き部分から毛細現象で水が染み出て土を潤します。

水やりは、観葉植物を植えている鉢の表土の乾き具合を確かめてから行ないます。指先で土をさわってみると判りやすいです。
観葉植物の性質に合わせ、乾燥に強い品種のものは、表土が乾いた次の日に、乾燥に弱い品種のものは、表土が乾きかけたら水やりをしましょう。

水やりはたっぷりとやる事が基本です。たっぷりとは、鉢の底からきれいな水が出てくるまでです。水やりは根の呼吸に必要な空気を送る事も兼ねています。植物の根は酸素を必要としていますので、水分と酸素を水やりで上手に与える事が根を腐らせないためには重要です。

観葉植物は熱帯地方で生えている植物が多いです。つまり、高温で湿度の多い地方が原産地であることが多いです。というわけで、湿度が高いほうが葉も痛みにくく成長も順調になります。
葉水の仕方は、スプレーで葉全体を霧吹きします。水がしずくにならない程度にスプレーしてやりましょう。

観葉植物は、葉っぱで日光と二酸化炭素を吸収し光合成を行なっています。その葉っぱにほこりなどが付いていると、光合成を行う妨げになってしまいます。
時々、戸外でじょうろなどを使い、葉や茎を水洗いしてやりましょう。水洗いは病害虫を洗い流すといった効果もあります。


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